LGBTQ+|医療意思表示書とは|行政書士が分かりやすく説明

今回はLGBTQ+の方々における「医療意思表示書」について解説していきます。

参考にしてください。

医療意思表示書とは

同性カップルの間の問題として医療に関する事があります。

大切なパートナーが入院した時に

  • 面会
  • 病状の説明
  • 医療行為の同意

上記の問題が出てきます。

法律婚(配偶者)であれば問題なく上記の行為をする事ができます。

残念ながら現在は同性婚は認められていませんので同性のパートナーは上記の行為をする事ができないケースが多いです。

同性パートナーに上記行為ができるようにする為の書面が「医療意思表示書」になります。

何故「医療意思表示書」が必要なのか

「面会」「病状の説明」「医療行為の同意」については家族・親族の限っている病院が多いです。

しかし法律で家族・親族に限定しているわけではありません。

病院側のルールになります。

また本人の同意があれば家族・親族以外でも上記行為が認められるケースがほとんどです。

本人が口頭で意志を伝えられる状況にあれば良いですが、そうでない事もあります。

そんな時に本人が同意している証として「医療意思表示書」が必要になってきます。

意識が無く口頭で意思表示できない時は有効になってきます。

作成する時はお互いに作成する事をおすすめします。

どんな事を書くの?

では「医療意思表示書」にはどのような事を記載するのでしょうか。

主な記載事項

  • 医療行為に関する説明・同意
  • カルテ開示に関する同意
  • 治療方針決定への同意
  • 入院時の付添い、面会謝絶時の面会

主に上記内容を記載して作成します。

最後に

いかがでしたか。

今回は「医療意思表示書」について解説しました。

同性パートナーの入院などに備えて作成してみてはいかがでしょうか。

是非、参考にしてください。

投稿者プロフィール

【行政書士】【相続診断士】 長谷川健治
【行政書士】【相続診断士】 長谷川健治
名古屋市天白区平針の【遺言・相続専門】行政書士アフェクション法務事務所の代表行政書士です。
【相続診断士】の資格も保有しております。
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